利子

利子率と発生的機能

資金や貨幣の価格と称される利子率は、二種類の機能があります。一つは景気調整機能
で、もう一つは資金配分機能です。

景気調整機能

利子率の景気調整機能とは、景気が過熱して資金需要が増大すると、それに対応して資
金供給が増大しなければ金利は上昇し、資金借り入れ需要の減退を通じて企業の投資が
抑制されることになります。つまり金利の上昇を経由して景気が鎮静化することになる
のです。逆に景気が沈滞して資金需要活発化することになります。

つまり金利の低下を経由して景気が浮揚することになるのでなり、結果的に金利の働き
によって景気が自動的に調整されているというわけです。

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資金配分機能

もう一つの利子率の資金配分機能とは、たとえばある財に対する需要が大きいため、
その財あの供給者の収益率が高く、高い金利を支払うことのできる企業あるいは産業部
門に結局は資金が供給されて、生産の拡大が引き起こされます。

すなわち資金が必要なところにうまく流れることによって、限りある資金が効率的に配
分されるということです。

 

以上述べた2つの機能が働くためには、金利が市場の需給関係で決定される金利である
こと、すなわち自由金利であることが条件になります。